日記
夕方、保育園に娘を迎えにいったら、園脇の側溝に大きな鰻が横たわっていた。野田という小柄な先生が刺股みたいなものでそれを上からおさえつけているところに國分という背の高い先生が駆けてきて、手に持った千枚通しで鰻の脳天を貫いた。鰻は笛を吹くよう…
岩波文庫から出た中上健次の短篇集をだいぶ読んだのだけれど、いまの自分のモチベーション的に他人の性交の話にあまり興味が持てない。というか他人の性交の話にわりと興味がある状態がむしろ異常ではないかという気がしてもいる。なんでおれはそんな他人の…
昼ご飯を作ろうとしたらツナ缶とパスタしかなかったので当然ツナのパスタを作ることになる。選択肢が少ないのはいい。なぜなら思い悩むことがないから、とうそぶきながらニンニクを刻み、オリーブオイルを探したのだがどういうわけか一向に見つからない。か…